今週の月曜日は七夕で、英語のレッスン(バイト)のあと、生徒のK氏と一緒に雑司ヶ谷鬼子母神の夏市を覗いてきました。

東京音大のすぐ隣のこの寺院の界隈はかの『姑獲鳥の夏』の舞台になった場所でもあり、都電の駅を降りて高いケヤキの道を歩くと少しフィクショナルな、戦後の闇市の陰鬱な匂いがまだかすかに漂っているような、そんな気分に…とまではいかないけれど、なんだかちょっと古風な気持ちになるような気がします。
いわゆる夜店とか夏祭りのようなものを見に行ったのは本当に久しぶりでした。境内は近所の子どもたちや東京音大の人でごった返していて、焼きそばやベビーカステラの匂いがして、安っぽい黄色い電球の光が冷えた浅い水槽の水とそこに浮かぶ水風船にちらちらとはね返っていました。
ノスタルジアというほどのものでもないかもしれないけれど、なんなのでしょうあの平和な活気というか、あんず飴のようなあまずっぱい興奮は(あんず飴とか食べないけど)。
ところで鬼子母神の表記で「鬼」の字の一画目を書かないのは、釈迦に最愛の子どもを隠されて改心した鬼子母神は、そうして「角」をとったから、だそうです(Wikipediaの記事参照)。
水色の帯と白い金魚の浴衣の女の子。き、み、が、いたなーつーわー。

かき氷を座って食べていたら隣の家族連れの娘さんの名前が「ゆうき」ちゃんだったようで、親の方が「ゆうき、ゆうき」と呼んでました。自分で言うのもなんだけど、「ゆうき」って女の子の名前としてもカッコいいと思います。