近年まれに見る長さの“夏休み”もついに終わりが近づき、来週の土曜の朝のフライトでイギリスへ向かうことになっているわけだけれど、一体どうだろう、あらゆる面で準備不足の感は否めず、それにしては緊張感もなく、荷造りをするにもどこから手をつけてよいものやらという状態。
ところで昨日運転免許の更新に行ってきた。初回なので講習が二時間、しかも期限前更新なので次の更新も二年後。講習を受けた部屋は普通の教室だったけれど、教官のおばさんの声質のせいか、部屋のアクースティックのせいか、はたまたやや独特な言葉遣いのせいか、声がスピーカを通してきくデパートのアナウンスのように聞こえた。
飲酒運転抑止ビデオを観させられた。東映の制作で、里見浩太朗と原田龍三が主演。仕事仲間との飲み会の最中に得意先から急な仕事で呼び出され、車の中で酔いをさましてから向かおうとする主人公。先方の執拗な電話と突然の雨に焦り、急いでいた彼は信号で夏祭りの帰り道の子ども二人をはねる。彼は動転して逃げてしまう。
良心の呵責に苛まれ、彼は妻に事件の真相を打ち明け、自首する。懲役五年の判決が下される。はねられた子どもたちは姉弟で、弟は死亡、姉は生涯後遺症で車椅子生活となる。民事裁判で1億2000万円の賠償金が課される。主人公は妻と二人の子どもを残して拘置所に入る。残された家族は近所の目を避けるように家を引き払い、一間の安アパートに引っ越す。妻は昼は食器洗い、夜は工事現場の交通整理と働き詰め。被害者のうちに何度も謝罪にいくも、当然ながら口も聞いてもらえない。
苦しい生活の中で家族の絆は崩壊し、息子は父親を憎むようになり、非行に走る。娘は悲嘆にくれる。妻の心労は極限に達し、ついに彼女は踏切に飛び込んで自殺する。妻の死を夫は拘置所の中で知る。冷たい床に倒れ込み、彼はむせび泣く。
…というようなストーリィ。僕の感想としては、飲酒運転はしないぞ、というより、もう車の運転自体絶対したくないし、怖くてとてもできない、ということ。
その後、江東運転免許試験場から三田に移動、慶応義塾大学で言語哲学の大家、飯田隆先生にお話を伺う。読書会で読んだDavid Lewisの『Convention』について。
日本のプロの哲学者と話をしたのはひょっとしたら初めてだったかもしれない。いい人だった。短い時間だったけれど、やはり思考の切れ味の鋭さは感じた。…なんて書くと偉そうか。そのあとゼミの生徒とよく行くという中華料理屋で一緒に食事。
これでだいたいイヴェントは終わり、だと思う。明日から、いろいろ買い物とか荷造りとか。新しく買ったスーツケースは火曜日届く。フライトは朝早くで、空港まで送ってくれる人もいないので、金曜は成田付近のホテルに泊まることになるかも。
いずれにしてもどこから手を付ければいいんだろう…。とりあえず明日ユニクロいってきます。
09/21/2008
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一体アナタのプログラムはいつから始まるの?
飲酒運転抑止のビデオの内容、、、ドラマですね
確かにそんなビデオ見せられたら運転自体したくなくなるかも
私もカナダに行く時に大量にユニクロ製品購入しました
北米およびカナダの学生が授業に研究にTAにもう1ヶ月以上も頑張っているのにまだ夏休みで申し訳ないです(笑)。オックスフォードは3学期制で1学期は8週間しかなく、しかも第1学期(=Michaelmas)は10月に始まるのです。ただし第3学期(=Trinity)が終わるのは6月の下旬になります。
飲酒運転のビデオ、カメラアングルとか無駄に凝ってて眠かったけど結構ちゃんと見てしまいました。