ディスクの検証を実行すると「基になるタスクが終了時に失敗」して検証すらも完了しないのである。くそ、と思ってディスクの修復を実行すると(それがなんであれ)「ノードの構造」が不正であり、「カタログBツリ−の修復」を行っているという表示。そこでこう着状態がしばらく続き、結局同じ「基になるタスク」が原因で修復に失敗という報告。
この時点で少し青ざめてきてるわけだけど、とりあえず同じ行為を何度か繰り返してみる。するとまず内蔵HDDのマウント自体が外れてしまい、普通に起動しようとするとブルーの起動画面にも至らずプツッとシャットダウンしてしまうようになった。これはヤバい。
検索 事態は最初に思っていたより深刻である。自分の持っている少ない知識は次に何をするべきかわからない。ので、高校時代を通じてお世話になった古いPowerBook G4(タイタニウムの400MHzのやつ)を引っぱりだしてきてOS9で久しぶりに起動。インターネットでいろいろ調べてみる事にする。
こういう時は昔は適当なキーワードでググってしらみつぶしに探していた。しかし昨今ブログの数が増えてから普通の検索の効率はかなり悪くなってしまった。だから最近は調べ物をする時は2ちゃんねるを使う事も多かった。2ちゃんは正しく使えば相当な情報源である。
でも今回はもっと効率のよい方法で同様のケースを探す事ができた。mixiのコミュニティである。Mac操作・トラブルに関するコミュニティだけでも数十あって、しかも匿名の2chと違ってポストの質が高い。さまざまな故障がケース別にまとめられているコミュもあり、同じようなケースは割とすぐに見つかった。検索ってすごいなぁ。
ハードウェアに物理的な損傷があると最悪のシナリオなわけだけど、そんな感じはしなかったし、調べていくととにかく「カタログBツリー」の異常はディスクユーティリティでは修復不可能であることが判明。PRAMリセット、NVRAMリセット、シングルユーザモード起動などいろいろ初めて学んだことを試すも、結局市販の専用ソフトウェアで修復をこころみなければだめだという結論に達する。もうできる事がないので、寝た。

(古いPowerBook G4で修復方法を調べつつ、シングルユーザモードで起動してみたりしてるところ。)
天才 翌朝、Appleのサポートセンタに電話、状況を説明する。Appleのサポートはなんの助けにもならないことで有名で、案の定、こっちがろくに状況も確認しないうちに「ディスクの再フォーマット(=すべてのデータ消失)」をしないといけないかも、と進言してきた。それしか言えないのか、中の人よ。結局、前の晩に調べた以上の情報は得られなかった。
データの消失だけは絶対に避けなければならない。アプリケーションの再インストールはまあ時間をかければ何とかなるけども、バックアップをしていない写真データが数GBあったからだ。あれが消えたら涙じゃすまない(じゃあバックアップしとけよという正論もある)。
そこで、自分で修復ソフトウェアを購入する前にApple Storeに実際に出向いてアドヴァイスを乞うことにした。Apple StoreにはGenuis Barというサポートカウンタがあり、Macのエキスパートが様々な相談に乗ってくれるのである。早速appleのウェブサイトから予約。当日の7時にとれた。
サポートの評判がかなり悪い事は知っていたのではっきりいってあまり期待はしていなかったのだけど、今回は驚いた。担当していただいた方(「G man」である)は非常に聡明な方で、こちらの状況説明を完璧に理解し、まずこう訊いてきた。「お客様本人でそれだけお調べになって、いろいろな方法で修復を試されたのでしたら、本日はわれわれに何をお望みですか?」と。
これは非常に的確かつ本質的な質問である。アドヴァイスを受ける者は、自分がどんなアドヴァイスを受けたいかを明確に認識していなければならない。どうせ自分で調べた以上のことは得られないのではないかと思っていた僕はこの質問に「はっ」としてしまった。
その後話はスムーズに進み、次にやるべきこと、そして市販のサードパーティソフトウェアのなかでどれを試せば良いのか、修復の可能性など、親切丁寧に教えていただいた。しかも料金は発生しなかった。Genius(天才)の名に恥じない対応だった。感心した。あっぱれ。
戦士 というわけで、Apple Storeを出たあとその足でビックカメラに向かい、「最先端かつ最強にして安全度随一のディスクディレクトリ損傷修復プログラム」であるところの「DiskWarrior」を購入。かなり値は張るがパソコン誌等でのレビューでも高評価を受けている「定番」ソフトである。Genius Barで相談する前は同種ソフトの「TechTool Pro 4」も考えていたが、"G man"のアドヴァイスを信じて「戦士」の方にした。
そして、「渋谷には美人さんがたくさん歩いているなぁ」というどうでもいい事を考えながら帰宅。
手術 いよいよオペ開始である。iBookを集中治療室(リビングテーブル)に設置、「DisckWarrior」のCDを挿入し、そこから起動させる。問題のディスクはなんと「不明なディスク」として認識された。「このディスクは"Mac OS 拡張"ディスクのようです」だってさ。確かじゃないのかよっ。少し不安がよぎる。
けどとにかく、今にも敗戦を喫しようとしている巨人を映し出すテレビを横目に(9時過ぎか)手術開始。といっても僕は「再構築」をクリックするだけだったけど。
手術開始後すぐは割合トントンと進んでいったのだけど、やはりディレクトリ再構築のステップでスローダウン。虹色アイコン回転5分、矢印に戻って2分、また虹色アイコン、という超激遅の展開。でもこの時点でもう「戦士」様を信じる他にはないので「じっ」とこらえて待つ。時々iBookの筐体に耳を近づけ「カタッ…カタッ…カタタタ…」と動作が止まっていないことを確認。
とにかく待つ。まるで集中治療室の傍で本当に手術中のパートナを待っているような深刻な面持ちで…というとそうでもなく、古いPowerBook G4でネット散策しつつ、テレビを観つつ。ロンドンハーツが終わり、報ステが終わり、そしてぷっスマが終わった。手術はまだ続いている。
復活 そしてついにその時が来た。アドレナカレッジが終わって次は矢口ひとりか、というところでついに進行状況を示すバーが快調に動き始める。峠を越えた! そのあともじっくりじんわり作業は進み、10数分後にディレクトリの再構築が完了! プレビューで損傷がないことを確認、書き換えを行う。たったの2クリックで「戦士」はiBookを救ったのだった。
はぁー本当によかった。ドキュメンタリタッチで書いてみたけどホントどうなるかと思ったってっ! パソコンないと死ぬからなー。中高生は携帯が逝ってしまったような状況を想像してもらいたい。ね、死ぬっしょ?
テレビでは矢口ひとりが始まっていて、藤澤恵麻をゲストに迎えて面白いトークが展開されていた。めっちゃ美人さんやねー。
…てか僕結局テレビ観すぎですな(オチはそこにくるか)。
おれも入ろうかと思ってるんだけど。
しかもFlickrのアップローダー使えば、FinderやiPhotoからドラッグ&ドロップでアップできるという。
すごい。
無制限とはすごいなぁ。バックアップも回転メディアに焼く時代は終わりなのか。最初にある分をアップするのが大変そうだけどルーティンにしちゃえば簡単だしね。
今FlockのBeta試してて、それでFlickrにもdel.icio.usにもアカウントつくったんだけど、それ関係でまた1、2件ポストするからそれも読んでっ。