
…って時、ないですか? 僕は結構頻繁にあります。
ポップスとジャズではそんなでもないんですけど、クラシックに関して多いです。ふとした瞬間に頭に3、4小節くらいの音楽が頭の中で流れてきて、絶対知ってる曲なんだけど、どうしても思い出せない。すぐ思い出せないと、その短いフレーズがループで流れ続ける。別に思い出せなくてもいいんだけど、なんだか気になって、その時していた作業が手につかなくなる。
で、こんな風に断片的に思い出されるフレーズって、決して有名な主題とかじゃないんですよね。だからすぐに何の曲かわからない。でもメロディーだけを思い出すわけじゃなくて、どの楽器でどういう和音か(音感がないのでぼんやりですけど)も大体聴こえるので、それを頼りに何の曲だったか推測するのです。
昨日もなんか知らないけど急にあるメロディが浮かんできて。弦のピッツィカートのアルペジオの上に三拍子系の優美なヴァイオリンのメロディ。なんとなくディズニーっぽい。何だっけなぁ〜としばし考える。
この甘〜い感じからしてロマン派であることはまず間違いない。シューベルトではないなぁ、チャイコフスキーかなぁ? オーケストラの作品であることは間違いないけど、果たして交響曲か、協奏曲か、それとも他の形式か? (これがわからないとかなり厳しい。)
脳内で楽器を換えてみたり、テンポを変えてみたり。もっと有名な部分まで曲を進めようとするんですけど、ぷつんと途切れてしまって、それ以上は思い出せない。あ〜気になるぅ〜

…としばらく考えていたら突然もう一つメロディが浮かんできました。今度は弦楽のチュッティで厳しい付点系のリズム(ティンパニのアクセント付き)。おお、思い出せないけどこれは最初のよりも聞き覚えがあるぞ…しかも同じメロディがヴァイオリンでも思い浮かぶ…ということはヴァイオリン協奏曲か?
…というところでようやくどちらの断片もブラームスのヴァイオリン協奏曲ニ長調から来ていたと言う事がわかりました。一つ目は第一楽章の第二主題で、二つ目はセクションの変わり目に表れるマズルカ風の経過句でした(それぞれ写真参照=たまたま楽譜を借りてきていた)。
実際に曲をiTunesでかけてフレーズを確認して、あースッキリ! のどにつっかえてた小骨が取れた感じ、っていうんだっけ、こういうの?
…とにかくこういったことがしばしばおきます。記憶力の感動的なまでの弱さに加え、あんまり集中して音楽を聴いていない証拠でしょうか(汗)。一度気になると他の事が出来なくなってしまうので、なにか良い思い出し方はないかなぁと思っとります。僕だけじゃないと思うんですけど、他の人はどうしてるんでしょうか(おそらくどうもしてないでしょうが)。
鼻歌を歌って曲を検索できるようになればいいんですが、実用化にはまだ時間がかかりそうですねぇ(キーボードをリズミックに叩いて曲を検索するシステムはもうあるようですが)。