04/26/2007

哲学、詩、音楽…と才能について

大学の学生グループが制作している文学系の雑誌で『Inkstone』(「すずり」という意味)ってのがあって、先日発行された今年の号に僕の書いた詩が2作品掲載されたんですね。それで、巻末のスタッフと寄稿者のプロフィールのページのために、何でもいいから60単語で自己紹介みたいなものを書いてくれ、と頼まれたんです。

自己紹介といっても別に紹介するようなことは何一つないので少し悩んで、それで結局次のように書いたんです。
Yuuki Ohta is a third-year philosophy major, who has two u's in his name. He doesn't have much to say about anything, and when he does say something, most of it is stricto sensu nonsensical. Thus he prefers poetry to philosophy, music to poetry, and silence to music――although, in the end, he probably doesn't believe in any of them.

(Yuuki Ohtaは名前に「u」が二つ入っている、哲学専攻の三年生です。彼は何に関しても特に何の意見もなく、彼の言葉のほとんどは厳密な意味でナンセンスです。従って、彼は哲学よりは詩を、詩よりは音楽を、そして音楽よりは静寂を好みます――とはいっても、最終的には、彼はこのどれも信じてはいないのでしょうが。)
まぁこれでもややポジティヴに書いたつもりなんですが(苦笑)。

生きるっていうのは本当に落胆の連続です。僕は自分は運動には向いてないなってことは小学校高学年くらいの時に理解したんです。それから、中学校三年生くらいの時には、自分には数学的なセンスがないのだな、ということに気づきました。それで、運動は高二の時からまったくしていませんし、数学らしい数学も高二を最後に勉強していません。

大学一年の春学期に詩(Poetry Writing)のクラスをとりました。それで、自分には詩の才能はないんだな、ということがわかりました。また、音楽は長い間好きなつもりでいましたが、今学期初めて大学で音楽の授業(20M)をとって、自分には音楽を演る才能はもちろん、音楽を聴く才能もないんだな、と感じています。

哲学も同様で、たくさんクラスをとればとるほど、向いてないんだなぁと痛感します。真剣に考えることが面倒くさいんですかねぇ。

でもこれって考えてみればこれは当然のことで、というのも、詩でも音楽でも哲学でも、結局必要とされるものは同じだと思うんですね。それは、芸術的なひらめきと、論理的な思考能力、そして我慢強い集中力です。僕はこのどれも持ち合わせていない。

僕が思うに、才能の中で一番大事なのは「努力する才能」です。別にこれといった特別な才能がなくても、これさえあれば何かしらをやって生きていけるわけです。僕にはこの努力する才能がない、つまり、一生懸命がんばることってことができないんです。

才能は運の問題です。特に、生きるにあたって、生きる才能がないのは不幸なことです。でも人が言うには、今自分が生きていることそのものがそれ以上ない幸運っていうことですから、事情は複雑です。

posted by Yuuki at 09:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Journal/Gibberish (-Spr. 07)
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